【データで見る】昭和医科大学(旧:昭和大学)の留年率とその対策は?

昭和医科大学の薬学部に入ったけど、このまま進級できるか不安…
そんな不安を抱えている方は少なくありません。昭和医科大学(2025年4月に昭和大学から名称変更)は、医・歯・薬・保健医療の4学部が連携した医療系総合大学で、チーム医療教育に定評があります。一方で公式データを見ると、6年間ストレート卒業率は73.0%、国試ストレート合格率は66.0%と、約3人に1人が留年を経験しているのが現実です。
この記事では、文部科学省・大学公式データをもとに昭和医科大学薬学部の留年実態をわかりやすく解説し、進級を突破するための具体的な対策をお伝えします!
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昭和医科大学薬学部の留年率|公式データで見る実態

文部科学省「薬学部における修学状況等」(2025年度調査結果)の公式データをもとに確認してみましょう。
入学から卒業・国試までの推移(2019年度入学者)
| 区分 | 人数・割合 |
|---|---|
| 1年次入学者 | 200名 |
| 5年次進級者 | 148名(進級率74.0%) |
| 6年間ストレート卒業者 | 146名(73.0%) |
| 6年間ストレート国試合格者 | 132名(66.0%) |
出典:文部科学省「薬学部における修学状況等」2025年度調査結果(2019年度入学者・2025年5月1日現在)
データを見ると、入学者200名のうち5年次に進級できたのは148名。入学から5年次までの間に約26%(約52名)が留年・休学・退学などで標準ルートから外れていることがわかります。薬学部の中でも進級のハードルは決して低くありません。
6年次の卒業・国試合格の割合(2024年度卒業者)
- 6年間ストレート卒業率:73.0%
- 6年間ストレート国試合格率:66.0%
- 国試新卒合格率:90.5%(2024年度・6年次在籍者ベース)
6年次まで進んだ学生の国試新卒合格率は90.5%と非常に高水準です。つまり、「いかに6年次まで進級できるか」が昭和医科大学薬学部での最大の勝負どころといえます。進級さえできれば、国試合格はかなり現実的なラインにあります。逆に言えば、留年せずに進級し続けることがそのまま薬剤師への最短ルートになります。
「進級できるか不安…」という方は、まず講師に相談してみましょう。
昭和医科大学で留年しやすいのはどの学年?

1年次の「全寮制」と環境の変化
昭和医科大学の大きな特徴が、1年次は全学部生が富士吉田キャンパスで全寮制生活を送るという点です。医・歯・薬・保健医療の学生が同じ寮で生活し、チーム医療の基礎を学ぶユニークな環境ですが、慣れない集団生活と学習の両立に苦労する学生も少なくありません。生活リズムを崩したまま勉強が後手に回ると、1年次の段階でつまずく原因になります。
寮生活のペースを早めに掴み、勉強時間を確保する習慣をつけることが、1年次を乗り切る最初のポイントです。
2〜4年次の専門科目と進級判定
2年次以降は旗の台キャンパスに移り、有機化学・生化学・薬理学などの専門科目が本格化します。データ上も入学から5年次までに約4分の1が脱落しており、2〜4年次にかけて留年が分散して発生していると考えられます。専門科目は範囲が広く、1つの科目を落とすと進級できないケースもあるため、苦手科目を放置せず一つずつ確実に押さえていく必要があります。
また4年次にはCBT(薬学共用試験)・OSCEが控えており、これに合格しなければ5年次の病院・薬局実習に進めません。昭和医科大学は附属病院での実務実習が充実している分、CBT・OSCEは確実に通過する必要があります。これらは1〜3年次の学習内容が幅広く問われるため、低学年からの積み上げが重要です。
留年したらどうなる?

① 学費の追加負担
昭和医科大学薬学部の学費は初年度約200万円、2年次以降は約190万円程度。さらに1年次は全寮制のため寮費・生活費が別途かかり、初年度の総額は約290万円にのぼります。1年留年すればこの学費が丸ごと追加となるため、経済的負担は非常に大きくなります。成績不安を感じた時点で早めに対策を取ることが、結果的に最もコストを抑える方法です。
② 就職・内定への影響
卒業年度がずれると就活スケジュールに影響が出ます。昭和医科大学は附属病院をはじめ医療機関とのつながりが強く就職に有利な環境ですが、これは卒業・国試合格を前提とした強みです。留年・国試浪人になると就職のタイミングが大きくずれます。ただし、留年経験があっても薬剤師として活躍している方は多く、立て直しができれば選択肢は十分にあります。
③ 精神的な影響
同期が進級していく中で孤立感やモチベーション低下を感じる方も少なくありません。特に1年次の寮生活で築いた仲間と学年が分かれてしまうことは、精神的に大きな負担になります。一人で抱え込まず、早い段階でサポートを求めることが、精神的にも学習面でも回復への近道です。
留年を回避するための3ステップ

昭和医科大学薬学部で進級を安定させるには、1年次からの継続した対策が重要です。以下の3ステップを意識して取り組みましょう。
STEP1|1年次の寮生活で勉強リズムを確立する
昭和医科大学ならではの特徴である1年次の全寮制は、うまく活用すれば大きな武器になります。同じ寮の仲間と勉強する習慣をつくり、わからない部分を教え合える関係を築くことが、1年次を安定して乗り切るカギです。逆に、生活リズムが乱れて勉強が後回しになると、最初の試験でつまずく原因になります。
「夜に集中して勉強する時間を固定する」「週末にその週の復習をする」など、自分なりのルーティンを早めに確立しておくことが重要です。基礎科目でつまずかないことが、2年次以降の専門科目をスムーズに進める土台になります。
STEP2|苦手科目を「なんとなく」で終わらせない
薬学部は基本的に1科目でも落とすと進級に影響する構造です。再試験で乗り越えた科目も、根本的に理解できていなければ翌年以降の専門科目で再びつまずきます。「再試験で合格すればOK」という意識を早めに改め、本試験での合格を目標にした勉強習慣を身につけることが大切です。
特に有機化学・生化学・薬理学は2〜4年次の専門科目の土台になります。「わかったつもり」ではなく「問題を解いて正解できる」レベルまで仕上げることを意識し、定期的に問題演習で確認しましょう。
STEP3|「インプット→演習→復習」のサイクルを回す
薬学部の試験対策で陥りやすい失敗が、教科書を読むだけで終わってしまう「インプット過多」です。知識を本番で使えるレベルに定着させるには、問題演習と振り返りがセットで必要です。
「講義・教科書でインプット → 過去問・問題集で演習 → 間違えた箇所を再確認」というサイクルを繰り返すことが効果的です。このサイクルを一人で継続することが難しいと感じたら、専門サポートを早めに活用することを検討しましょう。行き詰まった状態で試験を迎えることが、留年リスクを最も高める原因のひとつです。
昭和医科大学生の進級対策に|メディウィング
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