【薬剤師国家試験対策】模試の復習方法は?模試を最大限に活用しよう!

薬剤師国家試験に向けて、各予備校が実施する模試を複数回受けることになりますよね。

受け終わった模試は成績表で点数を確認して放置している…そんな方は要注意!

模試は復習してこそ国試対策になりますよ!

この記事では、薬剤師国家試験の模試を最大限に活用するための復習方法について解説しています。

模試の受けっぱなしから卒業するための参考にしてみてください!

目次

模試の受けっぱなしがダメな理由とは?

模試の受けっぱなしがダメな理由は、以下の2つのチャンスを逃してしまうからです。

  • 現在の自分の理解度を把握できるから
  • 他の受験生のレベル感を確認できるから

1つずつ解説していきます。

現在の自分の理解度を把握できるから

模試は、国試合格というゴールと現在の自分の位置を測る「ものさし」です。

模試の結果は現在の自分の理解度「点数」という目に見える形で表しています。

模試の受けっぱなしは、自分の理解度を把握する最大のチャンスを逃してしまうことに。

自分の理解度の把握は弱点を知ることにつながります。

弱点をすぐに克服するのが難しい科目もあるため、長い目で見た国試対策が必須です。

また、模試は新しい傾向や新薬なども含めた内容で作られている場合が多いため、復習して自分の中に落とし込むことは新しい知識の定着にもつながりますよ。

他の受験生のレベル感を確認できるから

模試の結果が返却されると自分の点数に目が行きがちですが、他にも多くの情報が記載されています。

例えば、他の受験生の点数分布です。

同じ模試を受けた他の受験生は現時点でどのくらい対策してきているのか、また自分はどの位置にいるのかがグラフなどで記載されています。

他の受験生のレベル感の確認も、自分の現在地を測るものさしのひとつ。

点数を見て一喜一憂するだけではなく、隅々まで確認して国試に向けた勉強計画を立てる参考にしましょう。

模試を最大限に活用するための復習方法

模試の受けっぱなしがダメな理由がわかったところで、実際にどのように復習すればいいのでしょうか?

模試を最大限に活用するための復習方法としておすすめなのが、以下の5つの方法です。

  • 必須問題はできるだけすぐに復習する
  • 自分が不正解だった正答率の高い問題を見直す
  • 各問題の選択肢がなぜ正解・不正解になるのかまで理解を深める
  • 参考書やノートにポイントを書き込む
  • 期間をあけてもう一度模試を解く

1つずつ解説していきます。

必須問題はできるだけすぐに復習する

必須問題には足切りの基準が設定されています。

各科目の基礎的な内容の問題ばかりなので、必須問題でできる限り点数を稼いでおきたいところです。

そのため、必須問題はできるだけすぐに復習するようにしましょう。

できれば、模試を受けた翌日には必須問題だけでも復習を済ませましょう。

基礎知識を確実に身につけることで、理論問題や実践問題の土台作りにもなりますよ。

自分が不正解だった正答率の高い問題を見直す

自分が不正解だった問題は2パターンに分けられます。

「他の受験生の正答率も低い問題」「他の受験生の正答率が高い問題」2パターンです。

復習の際には、後者の「他の受験生の正答率が高い問題」重点的に復習しましょう。

実際の国試の合格基準は相対基準。

つまり、正答率の高い問題で確実に点数を稼いでいくのがベストです。

模試においても「他の受験生の正答率が高い問題」から優先的に復習するほうが、効率よく勉強を進められますよ。

各問題の選択肢がなぜ正解・不正解になるのかまで理解を深める

問題に正解していただけで満足していませんか?

復習で大事なのは「問題に正解すること」ではなく「それぞれの選択肢がなぜ正解・不正解になるのか」を答えられるように理解を深めることです。

各問題の選択肢が正解・不正解になる理由まで答えられるようにすることで、知識をより定着できますよ。

時間はかかりますが、ぜひ全問題について取り組んでみてください。

参考書やノートにポイントを書き込む

復習した際の各問題のポイントなどは、参考書やノートに書き込むようにしましょう。

自分がわかりやすい場所に知識を集約しておくためです。

せっかく復習して身につけた知識がバラバラに書かれていたら、見直しもしづらいですよね。

未来の自分のために、あとから見直ししやすいようにしておきましょう。

また、書き込むときに付箋や色ペンで目立たせておくのもおすすめです。

期間をあけてもう一度模試を解く

皆さんは「エビングハウスの忘却曲線」を知っていますか?

簡単に解説すると「人間は新しい知識を覚えてから時間が経過するごとにその知識を忘れていく」といった実験結果に基づいた研究です。

この研究によると、新しい知識を覚えても、24時間後には約4分の1しか記憶として定着しない、という結果が出ています。

つまり、一度復習した模試の知識も時間経過とともにどんどん忘れていってしまう、ということです。

そのため、期間をあけてもう一度模試を解いてみて、どのくらい知識が定着したのかを確認するようにしましょう。

また、日々の復習も忘れずにすることで、より確実に知識を定着させられますよ。

各予備校の模試のスケジュールと特徴

最後に、各予備校が実施する模試のスケジュールと特徴について解説します。

大学のカリキュラム内で実施される模試もありますが、追加で受験を検討する場合の参考にしてみてください。

薬学ゼミナール(薬ゼミ)

薬学ゼミナール、通称薬ゼミの模試は受験者数がもっとも多いです。

薬ゼミが実施する「全国統一模擬試験」は9月頃、11月頃、1月頃の年3回実施されます。

薬ゼミの模試では実際の国試と同様に禁忌肢問題を導入しており、国試の的中問題も多数あるなど、受験すべき模試の筆頭とも言えるでしょう。

成績表も見やすいのが特徴です。

メディセレ

メディセレが実施する模試は、過去問をベースにした問題と新傾向の問題が組み合わされています。

成績表では高い正答率であった問題に色がつけられているため、優先して復習するべき問題がわかりやすいです。

メディセレの模試は例年10月頃と12月頃に実施されます。

ファーマプロダクト

ファーマプロダクトが実施している模試は、講師歴が10年以上のベテラン講師が作成しており、国試の的中問題も多数あります。

成績表では、成績分布図や分野別の成績が記載されているため、苦手分野の把握に役立つでしょう。

例年、年末から年始にかけて受験できます。

模試の復習は国試合格に必須!

今回は、模試の受けっぱなしがダメな理由や、模試を最大限に活用するための復習方法について解説しました。

模試の復習は時間がかかる作業なので、範囲を決めて少しずつ取り組むのもおすすめです。

こつこつと積み上げて、国試の合格をつかみ取りましょう!

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