【2026年度版】薬ゼミ統一模試とは?Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの違いと日程・目標点を解説

「統一模試って、そもそも何をする試験なんだろう?」
「1回目でどれくらい取れていれば安心なの?」

6年生になって初めて統一模試を受ける方も、次の国試に向かう浪人生の方も、この時期にそう感じている方は多いと思います。

この記事では、薬ゼミの全国統一模擬試験とは何か、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの違いと2026年度の日程、そして各回で取っておきたい目標点まで、まとめて整理しました。まずは全体像をつかむところから始めましょう。

目次

薬ゼミ統一模試とは?国試受験者の約9割が受ける模試

薬ゼミの全国統一模擬試験は、毎回12,000人以上が受験する、薬剤師国家試験対策で最大規模の模擬試験です。国試受験者の約9割が受験しているため、ここで出た順位や偏差値が、そのまま全国での自分の立ち位置だと考えて差し支えありません。

問題は170名を超える薬ゼミ講師が国試を分析して作成しており、実際の国試との的中数も公表されています。

  • 第111回:173問
  • 第110回:161問
  • 第109回:150問
  • 第108回:131問

「模試のための模試」ではなく、本番で問われる内容がそのまま出てくる試験だということです。

なぜ受けるのか|統一模試の3つの役割

①全国での現在地がわかる
自分の勉強が順調なのか遅れているのかは、学内の感覚だけでは判断できません。1万人規模の母集団と比べて初めて、正しい現在地が見えてきます。

②弱点科目が数字で特定できる
「なんとなく物理が苦手」ではなく、どの分野の何が落とせているのかが科目別に出ます。国試までの残り時間、どの科目にどれくらい時間を割くかの配分を決める材料になります。

③国試本番のリハーサルになる
ここが見落とされがちです。会場での休み時間をどう過ごすか、昼食はどのくらい食べるか、問題を解く順番はどうするか。本番でいきなり試すのではなく、模試で試して自分なりの型をつくっておくための機会でもあります。

2026年度 統一模試Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの日程と料金

2026年度(第112回薬剤師国家試験対応)の日程は以下のとおりです。

模擬試験実施日申込締切料金
全国統一模擬試験Ⅰ2026年9月17日(木)・18日(金)2026年9月3日(木)25,000円
全国統一模擬試験Ⅱ2026年11月19日(木)・20日(金)2026年11月5日(木)25,000円
全国統一模擬試験Ⅲ2027年1月14日(木)・15日(金)2027年1月5日(火)25,000円

料金には、模試解説講義の動画(1科目60〜80分・全9科目)も含まれています。

申込方法|6年生は大学経由、浪人生は個人申込

申込の受付は2026年7月1日から始まっており、薬ゼミマイページの「模擬試験申込」から手続きします。

ただし注意点があります。個人での申込ができるのは既卒生のみ(2026年8月までの卒業生が対象)です。大学に在籍している6年生は、大学がまとめて申し込むのが基本になりますので、学内の案内を必ず確認してください。

個人応募の場合、受験方法は、全国11教室での会場受験と、自宅受験の2つから選べます。会場受験は先着順で、定員になり次第受付終了です。本番と同じ緊張感のなかで受けたい方は、早めに動いておきましょう。

Ⅰ・Ⅱ・Ⅲはそれぞれ何が違う?

3回の模試は、難易度そのものよりも「受ける時期の意味」が違います

模試時期この回の位置づけ
統一Ⅰ9月スタートラインの確認。範囲を一周できていない人が大半で、点数は低く出て当然。物化生の仕上がりが数字に出る
統一Ⅱ11月最も点数が伸びる区間の成果が出る回。卒業試験と時期が重なる大学も多い
統一Ⅲ1月国試本番の直前リハーサル。ここでの点数が、本番の予測に最も近い

統一模試Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの目標点はどれくらい?

いちばん気になるところだと思います。結論から言うと、統一模試Ⅰで最低限とっておきたいのは140点です。

模試平均点合格ライン(上位70%)最低限とりたい点
統一模試Ⅰ176点145〜149点140点
統一模試Ⅱ194〜205点167〜185点180点
統一模試Ⅲ209〜216点182〜200点200点
国試本番237〜253点210〜235点213点(第111回ボーダー)

※平均点・合格ラインは第108回・第109回受験者のデータです。

数字だけ見ると本番のボーダーとの差に驚くかもしれませんが、統一Ⅰは、まだ全範囲を一周できていない段階で受ける試験です。低く出るのが普通だという前提で見てください。

目標点に届かなかったらどうする?

140点に届かなかったからといって、今年の合格が消えるわけではありません。実際に統一Ⅰで133点だった方が、その後の学習計画を組み直して国試本番218点で合格された例もあります。

ただし、140点を下回った場合は、必ず何らかの手を打つ必要があります同じやり方を続けて自然に伸びる、ということはまず起こりません。勉強時間ではなく勉強のやり方に原因があるケースが多いので、一度立ち止まって見直してみてください。

各回の点数がその後どう推移していくのかは、以下の記事で先輩たちの実際のデータをもとに詳しく解説しています。

点数だけ見てはいけない|成績表の3つの見どころ

模試を受けたあと、総合点だけ見て一喜一憂して終わってしまう人が本当に多いです。返ってくる成績表(個人カルテ)には、次に何をすべきかの手がかりが詰まっています。見るべきは次の3つです。

①正答率60%以上で落とした問題
個人カルテでは、全体の正答率が高いのに自分が間違えた問題が色分けされています。ここが最優先の復習対象です。みんなが取れている問題を取れていない=そのまま点差になっているということですから、優先度は明らかです。

②必須問題の得点率と、科目別の得点率
薬剤師国家試験の合格基準は、総得点だけではありません。第111回であれば、総得点213点以上に加えて、必須問題で全体の70%以上、かつ各科目で30%以上が必要です。総合点が足りていても、必須や特定の科目で基準を割れば不合格になります。模試の段階で、科目ごとの得点率も必ず確認してください。

③禁忌肢
国試には、法律違反や人命に関わる重大な誤りの選択肢を一定数選ぶと、総得点にかかわらず不合格になる「禁忌肢」があります。薬ゼミの模試にも同じ仕組みが導入されているので、踏んでしまっていないかを確認しましょう。

浪人生が統一模試Ⅰまでにやっておきたいこと

第111回薬剤師国家試験の合格率は、6年生が86.25%だったのに対し、浪人生は41.33%でした。厳しい数字ですが、これは「浪人生には無理」という意味ではありません。現役時代と同じ勉強を繰り返すと結果が変わりにくい、ということを示しているだけです。

だからこそ、早い段階で現在地を測っておく価値があります。薬ゼミでは既卒生限定の無料「全国テスト」が2026年8月9日(日)9:50〜16:00に開催されます。会場受験・WEB受験のどちらも選べて、受験料はかかりません。統一模試Ⅰの前哨戦として、今の知識の定着度を確認しておくとよいと思います。

テスト終了後には勉強法のガイダンスや個別相談も実施されるので、学習計画に不安がある方は活用してみてください。

まとめ

  • 統一模試は毎回12,000人以上が受験する、全国での現在地がわかる模試
  • 2026年度の統一模試Ⅰは9月17日(木)・18日(金)、申込締切は9月3日(木)
  • 統一Ⅰで最低限とりたいのは140点。低く出る回だという前提で見る
  • 総合点よりも、正答率60%以上の取りこぼし・必須と科目別の得点率を確認する

模試は、点数で落ち込むためのものではなく、次の行動を決めるための材料です。まずは申込を済ませて、当日までの計画を立てるところから始めていきましょう。

※日程・料金は年度によって変わります。最新の情報は薬学ゼミナール公式サイトでご確認ください。

統一模試の結果から巻き返した先輩たちがいます

メディウィングの受講生にも、統一模試Ⅰの結果をきっかけにご相談いただき、そこから合格まで伸ばされた方がいます。

受講生 統一Ⅰ 統一Ⅱ 統一Ⅲ 国試本番
Iさん(6年生) 148点 196点 210点 265点で合格
Oさん(浪人生) 133点 167点 204点 218点で合格

※いずれも第109回薬剤師国家試験

Iさんは、まだ基礎事項が固まっていない状態からのスタートでした。基礎の安定化と学習計画の管理を進めたことで、統一Ⅱで一気に点数を伸ばされています。

Oさんは現役時代に200点を超えたことがなく、統一Ⅰの結果を見て「このままではまた落ちてしまう」とご相談くださった浪人生の方です。長時間勉強されていたのに伸びていなかったため、学習計画をすべて組み直しました。最後はご自身から「これを試したいのですが、どうでしょう?」と提案されるまでになり、見事合格されました。

点数が伸びない原因は、勉強量ではなく勉強のやり方にあることが少なくありません。統一模試Ⅰまでの進め方や、結果が出たあとの立て直し方に迷われている方は、一度ご相談ください。

無料ZOOM相談受付中!
時間をかけずに効率的に成績を上げる勉強法が知りたい
テストや国試が不安…
再試験0で長期休みを楽しみたい!

\ 先着順です お早めに! /

目次