【8月後半が勝負】薬ゼミ統一模試Ⅰまでの1ヶ月ロードマップ|科目の優先順位を解説

「お盆が明けたら本気でやろう」と思っているうちに、気づけば8月も後半に差しかかっています。統一模試Ⅰまで、残された時間は約1ヶ月です。

この記事では、統一模試Ⅰまでの1ヶ月を週単位で区切り、どの科目に時間を使うべきかを整理しました。1日の勉強の組み立て方と、この時期にやってはいけないことも解説します。

目次

統一模試Ⅰは9月17日・18日|残り1ヶ月で点数は動く

2026年度の全国統一模擬試験Ⅰは、2026年9月17日(木)・18日(金)に実施されます。「もう間に合わないのでは」と感じている方もいると思いますが、統一Ⅰはまだ全範囲を一周できていない段階で受ける試験です。全員が仕上がっていない状態で受けるからこそ、この1ヶ月の使い方で差がつきます。

大切なのは、残り1ヶ月で「全部やろう」としないこと。手を広げるほど、どれも中途半端になります。

まず目標を決める|統一模試Ⅰのラインは140点

逆算するには、目標が要ります。統一模試Ⅰで最低限とっておきたいのは140点です。平均点はおよそ176点、合格ライン(上位70%)は145〜149点あたりになります。

140点を下回った方は、その後の卒業試験や国試本番でしんどい思いをされるケースが多くなります。まずはここを一つの基準にして、残り1ヶ月の中身を決めていきましょう。

点数の意味や、そこから本番までどう伸びていくのかは、こちらで詳しく解説しています。

薬ゼミ統一模試Ⅰ(9月実施)で何点取れば合格できるのか!?合格者の推移から解説!

【週別】統一模試Ⅰまでの勉強ロードマップ

残り1ヶ月を、3つのフェーズに分けます。全体像はこちらです。

時間テーマやること
8/15〜8/28(2週)基礎の総仕上げ物理・化学・生物の頻出分野を反復する
8/29〜9/11(2週)主科目へ切り替え薬理・薬治・衛生を物化生と紐づけて学習する
9/12〜9/16(5日)仕上げ必須問題の対策と、朝型生活への切り替え
9/17〜9/18模試当日時間配分と休み時間の使い方を試す
9/19〜9/20復習翌日中に着手する

8/15〜8/28(2週間)|物理・化学・生物を最優先で固める

この2週間が、今回いちばんお伝えしたいところです。

残り1ヶ月でやるべきことを一つだけ挙げるなら、物理・化学・生物(物化生)の反復演習です。理由は2つあります。

理由①:統一Ⅰ以降、物化生に使える時間はほぼなくなる

9月以降は、薬理・薬治・衛生・薬剤・法規と、覚える量の多い科目が一気に押し寄せます。物化生に戻る時間は現実的にほとんど取れません。今が事実上のラストチャンスだと考えてください。

理由②:物化生は他科目の土台になる

統一Ⅰから統一Ⅱにかけては、3回の模試のなかで最も点数が伸びる区間です。この伸び幅を決めるのが、物化生の定着度です。薬理も薬剤も、根っこの部分は生物や化学の理解とつながっているため、土台がないまま暗記だけで進めると、覚えては忘れるを繰り返してしまいます。

ここで一つ注意点があります。「青本を1周する」を目標にしないでください。2週間で物化生を一周しようとすると、どうしても浅く流すだけになります。それよりも、頻出分野に絞って「解ける分野を確実に増やす」ほうが、模試の点数にもその後の学習にもつながります。

具体的には、過去問で繰り返し問われている分野を3〜4つ選び、そこだけを何度も回してください。生物なら代謝と遺伝情報、化学なら官能基と構造、といった形で絞り込むイメージです。

物化生の進め方は、こちらで詳しく解説しています。

薬剤師国家試験の物理・化学・生物を徹底攻略!夏までに攻略がポイント

8/29〜9/11(2週間)|薬理・薬治・衛生へ広げる

物化生に一定のめどが立ったら、薬理・薬治・衛生へ範囲を広げます。ここでのポイントは、前の2週間でやった内容と紐づけながら覚えることです。

薬理で作用機序を学ぶときに、生物で扱った受容体やシグナル伝達を思い出す。衛生で代謝を扱うときに、生化学の知識に戻る。この往復ができると、記憶の残り方がまったく違ってきます。切り離して丸暗記しようとすると、量に押しつぶされます。

物化生は完全にやめてしまうと落ちていきます。1日30分でいいので触れ続けてください。

9/12〜9/16(5日間)|必須問題と朝型への切り替え

残り5日になったら、仕上げに入ります。

必須問題の対策

国試の合格基準には、必須問題で全体の70%以上という条件があります。総合点が足りていても、ここを割れば不合格です。模試にも同じ基準があるので、必須で確実に取る練習をしておきましょう。必須は基本的な内容が中心なので、直前でも点数につながりやすい領域です。

朝型への切り替え

模試も国試も、朝から夕方まで続く長丁場です。夜型のまま当日を迎えると、実力を出しきれません。この5日間で、少しずつ起床時間を前倒ししておいてください。

そしてこの段階で新しい範囲には手を出さないこと。中途半端に触れた知識は点にならないうえ、「まだこんなに知らないことがある」と不安だけが増えていきます。

前日〜当日|最終チェックと当日の過ごし方

前日は、よく間違える項目や覚えきれていない内容をざっと確認する程度に留めます。国試の前日にもそのまま使える動き方なので、今のうちに慣れておくと役に立ちます。

当日は、点数を取りにいくと同時に「本番の練習をする日」だと考えてください。

  • 休み時間をどう過ごすか、昼食はどれくらい食べるかを試す
  • 問題を解く順番を決めて、自分のルーティンをつくる
  • 解きながら問題に○(できた)△(怪しい)×(できない)のメモを残す

最後のメモは、あとの復習が驚くほど速くなるのでおすすめです。

1日の勉強の組み立て方

科目の優先順位が決まったら、1日の中での配置も決めてしまいましょう。

時間帯やることねらい
午前その日の新しい範囲頭が冴えている時間に、理解が必要な内容を持ってくる
午後問題演習解けるかどうかを確認
夜・寝る前その日の復習+暗記系寝る前に触れた内容は定着しやすい!

ポイントは、「読む」時間より「解く」時間を長くとることです。参考書を読んでいると勉強した気になりますが、模試で問われるのは解けるかどうかです。読んだら必ず問題に当たる、をセットにしてください。

この1ヶ月でやってはいけない3つのこと

①新しい教材に手を出す

不安になると、つい別の問題集や参考書が良く見えてきます。ですが、残り1ヶ月で教材を増やしても、どれも中途半端に終わります。今持っているものを繰り返すほうが確実です。

②過去問の「答え」を覚えてしまう

同じ問題を繰り返すうちに、選択肢の並びで正解が分かるようになることがあります。これは解けているのではなく、覚えてしまっているだけです。なぜその選択肢が誤りなのかを説明できるかで確認してください。

③模試直前の詰め込みと徹夜

前日に無理をして当日の集中力を落とすのは、最も避けたいパターンです。統一Ⅰは実力を測るための試験なので、点数を無理に良く見せる意味はありません。整えて臨みましょう。

模試が終わったら|復習は翌日がベスト

2日間の試験を終えたあとは疲れていると思いますが、復習は翌日に取りかかるのが最も効率的です。問題の内容を覚えているうちなら、読み直す時間が短く済みます。

優先順位は、「できそうでできなかった問題」から。次に、全体の正答率が高いのに自分が落とした問題です。みんなが取れている問題を取れていない状態は、そのまま点差になっています。

逆に、まだ手をつけていない分野は軽く目を通す程度で構いません。未学習の範囲を解説だけで理解しようとすると時間がかかりすぎるので、その分野を学習したあとに解き直すほうが効率的です。

まとめ

  • 統一模試Ⅰは9月17日(木)・18日(金)。残りは約1ヶ月
  • 目標は140点。ここを基準に逆算する
  • 8月後半の2週間は物化生。範囲を絞って「解ける分野」を増やす
  • 9月に入ったら薬理・薬治・衛生へ。物化生は1日30分でも継続する
  • 直前5日間は必須対策と朝型への切り替え。新しい範囲には手を出さない
  • 復習は模試の翌日に、「できそうでできなかった問題」から

この夏に物化生を固められたかどうかが、11月の統一模試Ⅱの点数を大きく左右します。まだ暑い時期が続きますので、体調を崩さないよう気をつけながら進めていってくださいね。

統一模試の結果から巻き返した先輩たちがいます

メディウィングの受講生にも、統一模試Ⅰの結果をきっかけにご相談いただき、そこから合格まで伸ばされた方がいます。

受講生 統一Ⅰ 統一Ⅱ 統一Ⅲ 国試本番
Iさん(6年生) 148点 196点 210点 265点で合格
Oさん(浪人生) 133点 167点 204点 218点で合格

※いずれも第109回薬剤師国家試験

Iさんは、まだ基礎事項が固まっていない状態からのスタートでした。基礎の安定化と学習計画の管理を進めたことで、統一Ⅱで一気に点数を伸ばされています。

Oさんは現役時代に200点を超えたことがなく、統一Ⅰの結果を見て「このままではまた落ちてしまう」とご相談くださった浪人生の方です。長時間勉強されていたのに伸びていなかったため、学習計画をすべて組み直しました。最後はご自身から「これを試したいのですが、どうでしょう?」と提案されるまでになり、見事合格されました。

点数が伸びない原因は、勉強量ではなく勉強のやり方にあることが少なくありません。統一模試Ⅰまでの進め方や、結果が出たあとの立て直し方に迷われている方は、一度ご相談ください。

無料ZOOM相談受付中!
時間をかけずに効率的に成績を上げる勉強法が知りたい
テストや国試が不安…
再試験0で長期休みを楽しみたい!

\ 先着順です お早めに! /

目次