帝京大学薬学部の留年率は?公式データで見る実態とCBT・進級対策まとめ

帝京大学の薬学部に入ったけど、このまま進級できるか不安…
そんな不安を抱えている方は少なくありません。帝京大学薬学部は板橋キャンパスに位置する大規模な薬学部ですが、公式データを見ると6年間ストレート卒業率は64.0%、国試ストレート合格率は57.7%と、入学者の3人に1人以上が留年を経験しているのが現実です。
この記事では、文部科学省・大学公式データをもとに帝京大学薬学部の留年実態をわかりやすく解説し、4年次のCBT対策を含めた進級を突破するための具体的な対策をお伝えします!
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帝京大学薬学部の留年率|公式データで見る実態

文部科学省「薬学部における修学状況等」(2025年度調査結果)の公式データをもとに確認してみましょう。
入学から卒業・国試までの推移(2019年度入学者)
| 区分 | 人数・割合 |
|---|---|
| 1年次入学者 | 364名 |
| 5年次進級者 | 259名(進級率71.2%) |
| 6年間ストレート卒業者 | 233名(64.0%) |
| 6年間ストレート国試合格者 | 210名(57.7%) |
出典:文部科学省「薬学部における修学状況等」2025年度調査結果(2019年度入学者・2025年5月1日現在)
データを見ると、入学者364名のうち5年次に進級できたのは259名。入学から5年次までの間に約29%(約105名)が留年・休学・退学などで標準ルートから外れていることがわかります。特に低学年から中学年にかけて脱落が続いており、1〜4年次を通して留年リスクが高いのが帝京大学薬学部の特徴です。
卒業・国試合格の割合(2024年度卒業者)
- 6年間ストレート卒業率:64.0%
- 6年間ストレート国試合格率:57.7%
- 国試新卒合格率:89.2%(2024年度・6年次在籍者ベース)
注目すべきは、6年次まで進んだ学生の国試新卒合格率は89.2%と高水準である点です。つまり、帝京大学薬学部の本当の関門は「国試」ではなく「6年次までの進級」にあります。裏を返せば、留年さえ回避できれば国試合格は十分に狙えるということです。だからこそ、低学年からの進級対策と、その集大成となる4年次のCBT対策が何よりも重要になります。
「進級できるか不安…」という方は、まず講師に相談してみましょう。
帝京大学で留年しやすいのはどの学年?

低学年(1〜2年次)の基礎科目でのつまずき
帝京大学薬学部は入学定員が320名と大規模で、入学時の学力にも幅があります。そのため、高校までの理数系の基礎が固まらないまま入学し、1〜2年次の基礎科目でつまずくケースが一定数見られます。化学・生物・物理といった土台科目を「なんとなく」で通過してしまうと、専門科目が本格化する3年次以降で一気に苦しくなります。
帝京大学は学習支援委員会や薬学教育推進センターによる補習・個別相談など学習サポート体制が整っていますが、これらのサポートは自分から動いて活用しないと十分に効果を発揮しません。低学年のうちに基礎をしっかり固めることが、留年しないための最大のポイントです。
3〜4年次は専門科目とCBTが重なる山場
3年次以降は薬理学・病態学・薬物治療学など暗記量の多い専門科目が増え、学習負担がさらに重くなります。そして4年次にはCBT(薬学共用試験)・OSCEという大きな関門が待ち構えています。専門科目の定期試験とCBT対策が重なるこの時期は、6年間で最も忙しくなる山場といえます。次の章で、このCBTについて詳しく解説します。
【重要】4年次のCBT試験とは?進級・実務実習の関門
薬学部の6年間の中で、留年を左右する大きな関門のひとつが4年次のCBT(Computer Based Testing)です。ここでは、帝京大学生が知っておくべきCBTの内容と対策のポイントを解説します。
CBTとは何か?合格しないと実務実習に進めない
CBTは、5年次の病院・薬局での実務実習に必要な知識が身についているかを評価する全国共通の試験です。コンピュータの画面に表示される問題に解答する形式で、OSCE(実技試験)とセットで実施されます。このCBTとOSCEに合格しなければ、5年次の実務実習に進むことができず、結果的に留年となってしまいます。
CBTは全部で310問が出題され、正答率60%以上(186問以上の正解)が合格基準です。出題は次の3つのゾーンに分かれています。
- ゾーン1:物理・化学・生物(1〜2年次の基礎科目)
- ゾーン2:薬理・薬剤・病態など(薬と疾病)
- ゾーン3:健康と環境・薬学と社会・実務など
CBTの落とし穴|「基礎科目の忘却」に注意
CBTは合格率自体は高く、基本的な問題が中心です。しかし油断は禁物。出題範囲が1〜4年次に学んだ全内容に及ぶため、範囲は膨大です。特に注意したいのが、ゾーン1・2で問われる物理・化学・生物といった低学年の基礎科目です。4年次になって振り返ると内容を忘れてしまっていることが多く、他のゾーンより平均点が低くなりがちです。
つまり、1〜2年次の基礎をどれだけしっかり固めておいたかが、そのまま4年次のCBTの結果に直結します。低学年での学習が「なんとなく理解」で終わっていると、CBT対策の段階で一から復習し直すことになり、大きな負担となります。
CBT対策のポイント|体験受験を活用しよう
薬学共用試験センターでは、4年次の7月〜9月にCBTの体験受験が実施されます。本試験と同じ環境で受けられるため、自分の実力を測る絶好の機会です。ここで手応えがなかった場合は、本試験までに集中的な対策が必要になります。
帝京大学では、1年次からCBT形式の問題に触れられる自己学習用アプリを導入しているほか、教員独自のCBT対策問題や補習講義も用意されています。これらを早めに活用し、ゾーン1・2の基礎科目を優先的に復習しておくことがCBT突破の鍵です。もし本試験が不合格でも再試験は用意されていますが、再試験はすべてのゾーンを再受験する必要があるため、一発合格を目指して計画的に準備しましょう。
留年したらどうなる?
① 学費の追加負担
帝京大学薬学部の年間学費は約190〜200万円程度。1年留年するとこの金額が丸ごと追加になり、6年間の総額は大幅に増加します。奨学金を受給している場合は停止リスクもあるため、経済的なダメージは非常に大きいです。「もう少し様子を見よう」と先延ばしにせず、成績に不安を感じた時点で早めに対策を取ることが最もコストを抑える方法です。
② 就職・内定への影響
卒業年度がずれることで就活スケジュールや内定状況に影響が出ます。ただし、留年経験があっても薬剤師として活躍している方は多く、挽回は十分可能です。大切なのは留年後にどう立て直すかです。早めに原因を把握し、次の進級に向けた対策を立てることが重要です。
③ 精神的な影響
同期が進級していく中で孤立感やモチベーション低下を感じる方も少なくありません。留年が確定した後のメンタル面の立て直しも、次の進級に向けて非常に重要です。一人で抱え込まず、早い段階でサポートを求めることが、精神的にも学習面でも回復への近道です。
留年を回避するための3ステップ

帝京大学薬学部で進級を安定させるには、特に低学年からの基礎固めと計画的なCBT対策が重要です。以下の3ステップを意識して取り組みましょう。
STEP1|1〜2年次の基礎科目を徹底的に固める
帝京大学で留年しないための最大のポイントは、1〜2年次の基礎科目を「なんとなく理解」で終わらせないことです。化学・生物・物理、そして有機化学・生化学といった土台科目は、3年次以降の専門科目すべて、そして4年次のCBTに直結します。ここでつまずいたまま進級すると、上の学年に行くほど雪だるま式に苦しくなります。
特に高校で生物や物理を選択していなかった方は、入学直後から意識的に補強する必要があります。「授業についていけている」と感じていても、問題を解いて正確に解答できるかを定期的に確認する習慣をつけましょう。この積み重ねが、後のCBT対策を格段にラクにします。
STEP2|試験・CBTから逆算して計画的に対策する
薬学部の試験は学期末に複数科目が集中するため、直前の詰め込みでは間に合いません。試験日程を早めに確認し、「いつまでにどの科目をどのレベルまで仕上げるか」を逆算した学習計画を立てることが重要です。
さらに4年次のCBTを見据えるなら、1〜3年次で学んだ内容を定期的に復習し、知識を維持しておくことが理想です。定期試験のたびに知識をリセットするのではなく、積み上げていく意識を持つことで、4年次のCBT対策が格段にラクになります。計画を立てるのが苦手な方は、個別指導の講師と一緒に組み立てるのも有効です。
STEP3|「インプット→演習→復習」のサイクルを回す
薬学部の試験対策で陥りやすい失敗が、教科書を読むだけで終わってしまう「インプット過多」です。知識を本番で使えるレベルに定着させるには、問題演習と振り返りがセットで必要です。これはCBTでも国試でも共通する、薬学部の学習の基本です。
「講義・教科書でインプット → 過去問・問題集で演習 → 間違えた箇所を再確認」というサイクルを繰り返すことが効果的です。このサイクルを一人で継続することが難しいと感じたら、早めに専門サポートを活用することを検討しましょう。行き詰まった状態で試験やCBTを迎えることが、留年リスクを最も高める原因のひとつです。
帝京大学生の進級・CBT対策に|メディウィング
メディウィングは、薬学部生に特化したオンライン個別指導塾です。帝京大学のように低学年からの基礎固めと4年次のCBT対策が進級のカギとなる大学でも、個人のつまずきポイントに合わせたオーダーメイドカリキュラムで、進級対策からCBT・国試対策まで一貫してサポートします。
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