薬局実習・病院実習はこれで完璧!実習前にやっておきたい4つのこと。初日に持っていくべき持ち物リストも公開!
はじめに
OSCEやCBTが終わったのもつかの間で、実習が始まる人もいると思います。
「なんの準備をしたらいいのかわからない!!」
「持ち物で必要なものはどんなものがあるのだろうか?」
私も薬局で働いていた経験をもとに、学生時代にもっとこんな準備をしておいたら楽に実習ができたのにな。と思うものもあるのでぜひ見てみてくださいね
商品名と一般名
商品名と一般名はつながるようにしておくほうが実習はスムーズに行きます。
処方箋を見ながらピッキングするかと思うのですが、一般名処方でも先発医薬品希望の患者さんであれば先発名がわからないと調剤できません。
また、薬剤師の先生から教わるときや医師、看護師の方とお話する際も先発名で話されることもよくあります。
そういったときに「なんの薬だっけ?」とならないためにも、覚えていきましょう。
具体的に何を覚えたほうがいいかは実習先の薬局や病院によって異なりますが、一般的によく処方される医薬品については以下に紹介しています。
薬局実習に行ってからは、レセコン(薬歴や医薬品在庫を管理するソフト)にて、使用量順で医薬品リストを出せると思うので先生に頼んで出してもらいましょう。それを覚えるとかなりできる実習生になりますよ!
普通薬と劇薬
普通薬と劇薬の区別がつくようにしておくといいですね。劇薬と普通薬は同じ棚に保管することができません。
必ず劇薬だけを集めた棚があります。棚が分かれているので処方箋を見てピッキングするときに「この薬はどっちだっけ?」と普通薬の棚と劇薬の棚を行ったり来たりしてしまします。そうしないためにも区別がつくようにしたほうがいいですね。
ただ、そんなに覚えられないよという方もいるかと思います。かなり例外もありますが、免疫抑制剤、降圧薬、抗不整脈薬、抗てんかん薬、糖尿病用剤、精神神経用剤は比較的劇薬が多いです。ざっくりでもいいので覚えておくと便利です。
タイピングの練習
どの実習先もだいたい電子薬歴や電子カルテを使っていると思います。また、実習レポートもパソコンで入力するところが多いのではないでしょうか?
そのため、実習中はタイピングを速くできたほうが、よりたくさんのことを吸収できますし、自分の余暇の時間もたくさん取れるようになります。
寿司打とかで練習するとゲーム感覚で練習できるので、効率的だと思います。
準備物について
実習初日に持っていったほうが良いものについて紹介します。漏れがないように持っていきましょうね!
- 白衣
- 名札
- シャチハタ印鑑
- シューズ(長時間立つので足に負担が少ないもの)
- 3色ボールペン
- シャーペン
- 黒の油性ペン(ネームペンなど)
- ハサミ
- メモ帳(立ったままでも記入できるように表紙が硬いもの。無印のメモ帳おすすめですよ)
- 初日はスーツ(事前に説明があれば私服でOK)
この先は必要があるな~と思った人のみ
- 必要な教科書類(治療薬マニュアルや今日の治療薬など)
- ポケットサイズの電卓
- ノートパソコンやiPad(実習記録を実習中に書きたい人)
- 実習先に渡すお菓子(実習生が一人しかいないとわかっているときは持っていくのもありです)
暇な薬局であれば実習中に実習記録を書いてしまってもいいと先生が言ってくれることもありますし、休憩中にさっと書いてしまってもいいと思います。家に帰ってまでやりたくなかったので私は実習先で書いていました。
まとめ
実習前にしておくべきことを紹介しました
緊張や不安があるかと思いますが、皆乗り越えてきたので大丈夫です!!
有意義な実習を過ごして、素敵な薬剤師になってくださいね。
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