間違った使い方では効果半減!?正しい青本と青問の使い方を理解して効率的に勉強しよう!
はじめに
4月に入り、そろそろ青本・青門を手に入れたという人も多いでしょう。いざ勉強を始めてみても、
「どのように始めていいかわからない。」
「せっかく時間をかけて勉強するのなら効率的な青本・青問の使い方を知りたい」
「十分な学習時間を確保しているのになかなか成績が伸びない」
という質問が多くあります。そこで、効率的に学習を進める方法をご紹介します。青本を手に入れた今だからこそ、正しい勉強法を身に着けましょう!
何から始めればいいのか?
青本を手に入れてまず思うことは重い!!こんなに量があるのか!?ということではないでしょうか?
まず、絶対にやってはいけないことは青本を最初から読むということです。
青本を読んで理解したと思ってもいざ問題集を解いてみると解けない‥という場合がほとんどだと思います。
必ず、問題集からやりましょう!!
青問の進め方
まず自分がどの程度理解しているか把握しましょう。解いてみて難しいと感じる問題が多かった場合は、正答率に注目してください。国家試験は正答率60%以上の問題を確実に取れば実は合格できる試験です。
過去5年を見ても正答率60%の問題をすべて取れば合格点を超えることができます。
国家試験を作っているのは大学の先生方ですが、作問する際には識別指数というのを意識されます。簡単に言うと、成績の良い学生と成績の悪い学生を確実に見分けられる問題を作るための指数です。
そのため逆に言うと、上位60%の学生は間違うことなく得点を取れる問題を作ることが大切なのです。極端に難しい問題はこの識別指数が悪くなってしまいます。そのため、問題によっては廃問になります。
まずは、60%という値を注意して解き進めましょう。
正解し内容まで理解できたときは、解説を読みましょう。
必ず、5択であったら5択とも解説を読みましょう。そうすることで意外と抜け落ちていた知識も補うことができます。
また、忘れていた箇所がある際は鉛筆でもいいので解説にアンダーラインを引きましょう。
国試が近づいてきた際に、そのアンダーラインだけ読めば弱点の確認がすぐできます。
青問を解き進める上で大切なこと
1つの問題に固執しすぎない
わからない問題だらけだと、すごく時間をかけて暗記しようとしてしまいます。
暗記しようとしすぎなくても大丈夫です。
ただし、理解できるまでは時間を使いましょう。その問題について、自分が口で説明できるようになれればOKです。
たとえ忘れてしまっても大丈夫です。忘れることが前提で問題集を使えるように解説しています。だから、鉛筆でのアンダーラインや余白部への補足の記入が大切なのです。2周目以降の理解のスピードが格段に変わります。
最低3周
青問は最低3周はしましょう。なぜなら1度では定着できないからです。
人は必ず忘れます。定着させるためには3周回しましょう。3周回す時間を確保するためにも1つの問題に固執しすぎない。ノート作りに固執しないことが大切です。
3周するのはしんどいと思うかもしれませんが、1周目が終わればもう半分以上終わっているのと同じです。イメージ的には下の図のような感じですね。
詳しくは↓の記事の9月にしたことのところでも紹介しているのでぜひ御覧ください
周回する際の工夫
何周も問題集を回す際に取り入れると便利なことがあります。それは、周回数に応じてペンを変えるということです。
具体的には1周目は鉛筆で、2周目は青いペンで、3周目は赤いペンで書いていくということです。
チェックも解説文へのアンダーラインも補足の追加も全部2周目なら青ペンで書きましょう
そうすることで、間違う箇所がどのように変化していっているかもわかります。
国試前に問題集を見たときに、鉛筆+青ペン+赤ペンでアンダーラインが引かれている箇所は自分の弱点です。いかに弱点箇所を炙り出せるかも国試に挑戦する上では大切になってきます。
他の問題集の利用
いろんな問題に触れたほうがいいだろうと、あちこちの問題に手を出す学生さんもいらっしゃいますが、
それは絶対にしてはいけません。
知識が定着する前に、他の問題集に手を出すと、永遠に知識が定着する日は来ません。もちろんたくさんの問題集をしないと不安になる気持ちもわかります。
青本・青問だけでも十分に完成されていますし、間違えた問題を周回しないことは非常にもったいないです。青問の周回だけでも300点超えることは可能です。もし、満点を目指したい人がいるならば確かに他の問題集に手をだすことも必要だと思いますが多くの方は必要ないです。
それだけ、周回することが大切なのです!!
もちろん、回数別や領域別もする必要はないです。殆どの問題が重複しているためです。
いま、すでに青本・青問以外を使っている場合は、問題集を切り替える必要はないです。いままでおこなってきた参考書・問題集を何周もやり込みましょう。
過去問ばかり解いていて大丈夫なのか
そうは言っても、青問のほとんどは過去問で構成されています。新規問題に対応できないのではないかと思う方もいるでしょう。しかし厚労省が発表している「薬剤師国家試験のあり方に関する基本指針」には以下のように記載されています。
20%は同じ問題を出題するとなっています。既出問題の理解は非常に大切なのです。
その上で、新規問題への対応は模擬試験の復習を行いましょう。
模擬試験は国家試験予想問題でもあります。新規問題に対応できるため、復習は必ず行いましょう。
まとめ
青本・青問の使い方を理解していただけたでしょうか。
効率的な学習は、成績を挙げるためにも非常に大切ですし、無駄な時間を少しでも減らすことができます。
今回のことを参考にして、学習を頑張って進めてくださいね
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