難しい授業の単位修得を解説!直前でも大丈夫!テスト前に意識して取り組むべきこととは?
始めに
7月から8月にかけて多くの大学で期末試験が行われます。
薬学生は履修科目が選べないから、単位を取る科目も取っていかなくてはならないのは大変ですよね…
単位修得のためには実はちゃんとしたコツがあります。メディウィングでも多くの学生さんにこの方法で指導してきて、単位修得がスムーズに行き、留年を回避してもらいました。その方法を皆さんに公開したいと思います。
今回紹介するのは大学別対策ではなく、どこの大学にも共通することです。大学の仕組みや、教授の先生方が考えていることなど指導していくと共通点が見えてくるものなので紹介させて頂きます。
是非参考にして、再試験を1つでも減らして、楽しい夏休みを過ごしてください!
テスト対策を開始する前の大前提
テスト勉強を開始する前の大前提をお話します。2年生以降の方はすでに知っていることも多いと思うので、次の章からでも大丈夫です。
- 単位の過去問は揃える。
- 授業のレジュメ(配布プリント)は揃える。できれば先生が大切だといったところにチェックが入っているもの
- 最低でも最終講義には出席する
効率よく単位を習得したい場合はやはり情報収集が欠かせません。過去問やレジュメを集めどこが出題されやすいか分析をしましょう。また、最終授業は必ず出席しましょう。最終授業までに先生はすでにテストを作り終えていることがほとんどなので、こういったところを中心に出題しますよと言ってくれることがあります。
大学によっては禁止されているところもあるかとは思いますが、最終授業はボイスレコーダーで録音しておくことをおすすめします。意外とメモを取る時間のことを考えてくれず先生は早口で説明することもあるので聞き漏らさないようにするにはおすすめです。
大学のテストの真実
多くの大学では60点で単位を認定してもらえると思います。つまり建前上、絶対評価です。
60点以上取った学生は合格し、60点以下の学生は不合格。確かにこれは半分正解で半分不正解です。
薬学部は毎年、薬学部における就学状況を文部科学省に提出する必要があります。つまり国が留年率をしっかり管理しています。
この留年率が高い大学には国から何らかの指導や是正を促されます。
大学としては、国試合格率を上げるためには進級要件を厳しくすれば優秀な学生だけが進級してくれるため好都合です。しかし、単純に留年率を上げてしまってはそれはそれで文科省からの指導が入るといった状況で板挟みになっています。
そこで、どうしても留年にに関しては、何割程度に留めたいという各大学の目標があるのではないかと思います。留年に直結するのは大学の単位修得状況なので、学生の何割程度は合格させるような仕組みになっています。
具体的には半分以上の順位に入るように勉強しましょう。最低でも上位75%に入るようにすれば良いのです。一見絶対評価に見えているテストも相対評価であることを念頭に置くと勉強の方法も変わってきます。
合格させる人数に上限はないが、単位を落とさせる学生数には制限があると理解して問題ないです。
入学試験と同じ考え方をすればよいのです。
- 学生の多くが解けないであろうと思う問題、範囲は無理に時間をかけすぎない。
- 他の学生が取ってくる範囲は確実に取れるようにしておく。
この基本がとても大切です。
0.8✕0.8
結論を先に言います。8割の範囲を8割できるようにしましょう!ということです。
相対基準だから点数にこだわるのは意味ないんでしょ。となりそうですが、合格させる人数に上限がないのが大学の試験です。つまり6割取れていれば確実に合格できます。そういった意味で、0.8✕0.8=0.64取れるようにすれば合格できます。
単位を習得するのが難しい授業を想定していますが、そういった授業では
「こんなのどうやって理解したらいいんだ!」
「こんな沢山のものどうして覚えたらいいんだ!」
という範囲が必ずと行っていいほど存在します。そんなときはすべてを勉強する必要はないです。大抵の場合、その難しい範囲は他の学生も解けません。潔く捨てて他の学生が解けそうな問題あるいは過去問で頻出の範囲を確実に理解できるように演習を行いましょう。
そして、範囲を絞ったからその範囲を全部できなきゃと思う必要もないのです。絞った範囲を8割できるようにすればいい。こう思えば難しい授業の攻略の糸口も見えてくるのではないでしょうか。
大学の先生が考えていること
みなさんが先生ならなにを考えるか想像してみてください。教授会で自分の科目だけが単位を落とす学生が多いことが指摘された場合、どうしますか?
・授業方法の見直し
・テストの見直し
・採点基準の見直し
こういったことを行うと思います。下に行くほど見直すのは簡単です。授業の見直しはレジュメ作成の変更や教科書の変更、授業展開の変更などすべきことが沢山あります。正直ここを改善するのが一番学生のためにはいいのですが、研究、論文作成、研究室の学部生・院生指導、学会出席、講演会などなどやるべきことがたくさんある教授にとっては授業の見直しは非常に困難です。
そこでまずは、採点基準の見直しをすることが多いです。2年生以上なら感じたことがある学生さんもいるかと思いますが、「意外と点数取れてたわ~」というテストです。明らかに60点に届いてないと言ってた友達がなぜか通っていたとか聞いたことはありませんか?確かに、友達が「できなかった詐欺」をするのはよくあることですが、大学の試験に限ってはその「できなかった詐欺」ではなく、採点基準の変更によるものもあります。
・点数が60点に届かないかもしれないと思ってもテスト直前まで勉強する。
・テスト中も明らかに60点に届かなさそうでも、難易度の高い科目であれば諦めずに解けるところを探す。
といったことが重要になります。
最後に
いかがでしたでしょうか。単位修得の糸口をつかんでいただけると嬉しいです。
毎年、7~8割ほど単位を落とす学生がいるという科目もありますが、そういった科目でも留年率の目標値がある以上ちゃんと再試験で一定数の学生は拾ってくれます。
もう無理だ、、と諦める前にこれらのことを踏まえて適切な勉強をしてくださいね。
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